構造不況業種は経営者の怠慢が作り出す

2013年3月9日

構造不況業種は経営者の怠慢が生み出します。

 

世の中には様々な業種があり、その栄枯盛衰は日常的に目にします。経営上は商品のライフサイクルや企業の寿命30年説などの言葉があります。

 

商品にも寿命があり、その商品を経営の柱にしている企業の寿命にも直結しています。

 

経営は社会生活の上に成り立っているので、社会の変化によって、必要とされる商品やサービスや技術が変わってきます。

30年前には花形だった商品が、今では全く必要ないというものは数えきれません。

 

小包は国鉄が貨物列車で運んでいましたから、物を送るには駅に持ち込んでいました。今は宅急便がインフラになって、どこでも集荷でき、配達できます。

 

電報は緊急な場合の連絡手段の第一のものでした。今も祝電や弔電などはありますが、郵便局で電報用紙に書き込むことはありません。

 

固定電話がどの家庭にもありましたが、今は携帯電話やスマートフォンが圧倒的に普及しています。公衆電話を探すことが難しくなりました。

 

住宅は現場で材木を積み上げていたものですが、今は工場で加工したものが搬入されて、クレーンで組み立てられています。壁や天井などの構造材も瞬く間に組み上げられていきます。9か月かかっていたものが3ヶ月、基礎工事を除くと1カ月です。

 

技術革新によって工期短縮が進み、経費を大幅に圧縮できますが、同時に不要な技術も出てきます。工程が少ない分、不要な仕事は削除されるということです。

 

子供の頃、夏に氷を燃料屋に買い物籠を持って、買いに行くと、大きな冷蔵庫から氷のブロックを引き出して、鋸で切ってくれましたが、今はコンビニで買うか、自宅の冷蔵庫で作ります。

 

どの分野にも不要な仕事や製品が生まれます。それに対応しなければ仕事自体が消えて行きます。