月刊致知

2012年4月13日

月刊致知の研究会を開いています。この月刊誌は人間学が中心になっているため、毎回の話し合いは人間の生き方に焦点が定まって行きます。
その話題の中心は、どの掲載記事からも読み取れるのが、日本人の精神の劣化が進んでいることに行き着きます。
もちろん、教育の問題があげられますが、学校教育、家庭教育、社会教育、会社での社会人教育など多方面に関係しています。

戦後66年を経過して、その劣化に気づき始めた人達が周りにも数多くいます。
その思想の中心にこの月刊致知があります。日本人のDNAを掘り起こす役目をしているように感じます。

考え方の癖もまた、いつしか原因を他者に求めるようになってしまいました。
経営者なら経営環境のせいにする、デフレのせいだと言う、公共工事が削減されたからだと考えてしまう、政治が混乱しているからだと思う、海外生産による価格競争に勝てないからだと思い込んでしまう。

この考え方の習慣こそが問題ですね。そのように習慣化してしまったのが私達です。もうこの習慣を乗り越える時期でしょう。そうしなければ若い人達の針路を妨げてしまうことになります。私達自身が将来を間違ってしまうことになります。

致知4月号に石井美恵子さんのインタビュー記事があります。
「平時にできないことは非常時にもできない」
この救急看護の専門家の姿勢に学ぶことがありました。

「・・・・非常時においては、普段やっていないことがいきなりできることはまずありません。・・・・ 」

経営でも全く同じ事が起きます。
普段からお客の事を考えていなければ、赤字だからといって、突然、良い経営ができることはありません。
経営はお客を作ることが全てだからです。
普段からお客と正面から向き合っているかどうかが全てだからです。