読書百遍

2012年5月17日

致知研究会

毎週、朝8時から1時間、月刊致知の研究会を開催している。
今朝は「一筋の道を歩む」で刀匠であり刀剣界の頂点に立つ宮入法廣さんと、アサヒビール名誉顧問で宮入さんを支援する中条高徳さんの対談記事だ。
読み込むほど引き込まれていった。その仕事に対する厳しさに圧倒される。
この世界も最低10年の修業が必要だそうだ。しかも伝統技術は徒弟制度によってしか継承は無理だと言い切っておられる。宮大工の西岡常一棟梁も同じことを書き残されている。
何かを創り上げるには10年という時間が必要だったということは、奇跡のリンゴで有名になった自然栽培の木村さんも、開墾困難な山を理想郷のような牧場に創り上げた斉藤牧場の斉藤さんも同じことを言われていたのを思い出した。

致知は月刊誌だからそれほど頁数はないし、対談やインタビュー記事が中心なので、読むのには時間がかからない。

ところが読んでも上辺だけで素通りしてしまう時がよくある。この記事もそうだった。研究会では、一つの記事を取り上げて話し合うから、読み込まなければならない。読書百遍意自ずから通ずというから、必要なものは最低3回読み返すことにしているが、今回はそれが功を奏した。

昨日までその内容が頭に入っていなかった。今朝はこの記事を読むことを最優先
にして朝の日課を始めた。結局、この対談に引き込まれて時間が経つのも分からなくなった。